イベントレポート

REPORT

【ServiceNow】 Knowledge2024 に参加しました!

ServiceNow 社が開催するユーザコミュニティ向けの大規模イベント「Knowledge2024」に参加してきました。
米国内外から 2 万人、日本からも 300 名超が参加するイベントから得られた最新情報を現地の雰囲気とともにお伝えします!


ServiceNow とは


「人にしかできない仕事」に集中できるようにするためのクラウドサービス


ServiceNow はデジタルワークフローで業務の標準化と自動化を実現し、社員一人ひとりが付加価値の高い仕事に集中できる環境を実現するクラウドサービスです。


今回参加したKnowledge2024は、ServiceNow 社が開催する年次最大規模のイベント

<概要>

    日  程:2024 年 5 月 6 日(月) ~ 5 月9日(木)

    開催場所:米国ラスベガスの The Venetian Convention & Expo Center

    参加人数 : 約 19,000 名 (うち日本からの参加者300名超)

PowerBI導入前


Knowledge2024 コンテンツ紹介と体験内容

Keynote: 盛り上がったオープニング


会場に入ると、中はどこも人 、人 、人 ......。文字通り人だらけでした。特に初日のオープニングから基調講演の間がピークだったように感じます。オープニングでは、まるでコンサートのような演出がされ、見ていてとてもテンションが上がりました。ドラマティックな演出で会場全体が一つになるような雰囲気を味わうことが出来ました。海外カンファレンスに参加して良かったなと思えた瞬間でした!

snowKnowledge2024会場

興味深かった AI 戦略と新サービス


CEO Bill McDermott 氏の基調講演は、ユーザ企業のトップとの対談形式でした。
キーワードは“Put AI to work for people(人々のために AI を活用する) ”。
ServiceNow プラットフォームをより一層強化していく中で、AI をもっと身近なものにする使命が我々にはある。という内容が印象的でした。

その言葉のとおり、「Knowledge Graph」という新サービスの発表がありました。
これは ServiceNow に蓄積されているワークフロー承認情報や、ユーザの行動データ・アプリ利用データから、人の関係性を構造化し、AI に学習させることで、"よりパーソナライズされた秘書 (My Assist) "を ServiceNow で提供するサービスになります。

UCC グループではポータルサイトを通じてナレッジ記事の検索ができる環境を提供していますが、利用者が必要な情報を探し出すまでに時間がかかっているという課題があります。この My Assist が、人間に代わってナレッジ記事を検索して利用者に伝える未来を想像すると、とてもわくわくしました。

AI戦略

ここだけの話が聞けた展示ブース


展示ブース(EXPO)は ServiceNow 社だけでなく、パートナー企業のブース(約 100 社!)もあり、技術者と直接ソリューションなどについて情報交換ができるようになっていました。ディスカッション形式でのセッションもあり、そのことを事前に把握せず参加したため冷や汗をかきましたが、勇気を振り絞り参加しました。言語の壁を痛感しましたが、貴重な体験になりました。

展示ブース

日本人のみの懇親会も


2 日目の夜には Japan Session という、日本人参加者向けのセッションのハイライトを紹介したり、パートナー同士が交流したりできる場に参加してきました。英語が苦手なわたしにとっては、ホッとできるひと時でした。色々な企業の方と情報交換ができ、ServiceNow に対する取り組み状況や今後の期待など、参考になる話を聞くことができました。

さいごに


今回の Knowledge2024 では、現地の熱量を肌で感じ、直接技術者と会話するなど、現地参加ならではの体験ができ、とても貴重な機会になりました。英語に関しては、同時通訳の無い個別セッションは聞き取りが難しく、スマートフォンの翻訳を駆使しながらの参加になったため、やはりある程度の英語力は必要だと痛感しました。

めまぐるしく進化していく ServiceNow への期待感の中で、弊社はまだまだ ServiceNow を活用できていないことも分かったため、今回の Knowledge2024 で学んだことを参考に、さらなるスキルアップと ServiceNow の活用を推進していきたいと思います!



関連記事

ServiceNow Knowledge2024
BACK