どのような業務を担当していますか?

  • Bさん

    2015年入社のBです。今の主な業務内容としては、ERP導入プロジェクトを担当しています。
    工場系、販売物流系システムを統合して、全社共通で利用する大規模基幹システムを導入するプロジェクトです。その他にも、現行の生産管理システム、工場系のシステム、コーヒーマシン関連システムの運用保守を行っています。

  • Mさん

    2016年入社のMです。今の主な業務は、財務会計、経費精算などの会計システム関連の保守を担当しています。
    2026年には、会計システムもERPに統合される予定なので、その辺りも考慮して日々保守を行っています。プロジェクトとしては、UCCグループECサイト最適化の検討や、法的対応の電子帳簿保存法、インボイス制度の対応を行っています。

  • Nさん

    2018年入社のNです。主にデータ分析をするツールと営業支援のシステムを担当しています。
    データ分析ツール、営業支援システムともに各社展開が終わり、今はどのようにユーザー様に使っていただくかという保守と定着の部分を行っています。加えて、営業支援システムの方は、もう少しユーザー様にうまく使っていただくための計画を思考し、システムを構築していくフェーズに入っています。

座談会の様子 座談会の様子

この3年間で、ご自身や周りから見て「成長した」と感じる点はありますか?

  • Bさん

    Nさんの現在の立ち位置はどうですか?

  • Nさん

    データ分析ツールは、直接ユーザー様と会話して自分で手を動かすこともありますし、私がヒアリングしたものをチームメンバーに受け渡して対応してもらう場合もあります。

  • Bさん

    「こういうのを作りたい」というようなユーザー様の声はNさんに届くのですか?

  • Nさん

    そういうお声も届きます。また、最近は積極的にメンバーの育成や指導もしていますね。

  • Mさん

    大分立ち位置が変わったんじゃないですか?もともとデータウェアハウスを使っている時は、レポートを自分で作らないといけなかったでしょ?

  • Nさん

    はい。
    データ分析ツールになってからの基本方針はユーザー様に作ってもらう運用なので、相談があれば私の方で検討するという流れです。

  • Bさん

    そうだよね。会社の考え方や個人の立ち位置も変わってきているので、それって素晴らしいと思います。

  • Nさん

    3年前の私は、入社2年目でトレーニーだったので、トレーナーさんに指示してもらってサブ的な立ち位置でのお仕事でした。
    3年目以降は、営業支援システムのプロジェクトに初めて参加し、コーヒー機器メーカーやコーヒー製造メーカーへの導入を担当しましたが、調整や進行を全て私がメインでやっていたので、プロジェクトをリードするようになりました。
    こういった事は一度経験しないと出来ないと思うので、失敗してもいいという気持ちでチャレンジできました。その経験でユーザー様との会話も増えました。
    Bさんも、3年前は今の私と同じ年次だと思うのですが、どうでしたか?

  • Bさん

    3年前のUCOTはメインの仕事がほとんど運用保守だったため、プロジェクトに対しての考え方が違っていました。
    ただ、ここ最近は会社全体としての考え方に変革があって、運用保守メインでは無くビジネスに価値を持たせるような、ITが率先して物事を変えていく。運用保守で痒い所に手が届くような改善では無くて、もう少し大きな視点で改革を進めていくようなイメージが強いかなと感じます。

  • Mさん

    私のイメージとしては、この3年間で"縁の下の力持ち"から"先頭に立ってグループの武器になるように考えなさい"というような変化がだいぶあったと思います。

  • Nさん

    それが一番大きいですよね。

  • Mさん

    この変革はかなり大きな挑戦でした。とはいえ保守をアウトソースしたり無くしていく活動の中で、それでも保守はしないといけないし。そこにはギャップがありますが、でもその変化により成長出来た、というのはあると思います。

座談会の様子 座談会の様子

会社の変化も大きかったということですが、その中でみなさんが感じていることは何ですか?

  • Mさん

    個人的には壁を乗り越える苦労はあったけど、楽しいと思います。考えることが多くなりました。
    今までは保守なのでUCCグループの人からの「こうやりたい」という相談に対して提案し、どう実現するかという仕事のやり方だった。「こうやればビジネスが良くなるんじゃないか」というような事はあまり考えていませんでした。

  • Bさん

    わかります。お客様の言う通りに開発してリリースして終わりだったよね。

  • Mさん

    その後のビジネス効果みたいなところは別に気にしなかったのですが、今はそうではなくて、UCCグループの利益が出るために、こうした方がいいんじゃないか、というのを考えることが楽しいです。

  • Bさん

    あとは純粋に新しいシステムに触れる機会が多くなったのが、自分ではすごく大きいです。
    今までは旧システムの保守やバージョンアップ、古いシステムしか触れないことがほとんどだったけど、ここ最近は会社の方針が変わったこともあり、新しいシステムをどんどん導入していこう、変えていこうとしているので、知識の幅が広がってきています。
    「こんなことも出来るんだ」「これとこれを組み合わせたら効果的だ」と新しいアイデアに繋がっていくので、とても面白いなと感じます。

  • Nさん

    私は最近、後輩を育成するという面で難しさを感じています。
    自分でやってしまった方が早いと思いつつも、人に伝えないといけない、作業も振り分けないといけない、、、と日々葛藤していますね。
    また、統合DBの連携処理が複雑になっていくにつれて、私自身まだ分かっていない部分もあり、幅広い知識を付ける事が大変かなと思います。

  • Mさん

    Azure Data FactoryやOracle、Service Nowなど、新しいシステムが増えたので、勉強するのは大変ですよね。
    あとは、業務が分からないということも大変な事のひとつかな。 私たちはビジネスをデザインしていかないといけないじゃないですか。

  • Nさん

    ユーザー様側の業務をデザインするということですね。

  • Mさん

    そうそう。結局それが分からないので都度ヒアリングして、という工程が最近かなり多いので。

  • Bさん

    UCOT内で知っている人がいたらある程度の事前知識を持っていけますが、誰も知らない業務に関しては一番辛いですよね。
    加えてユーザー様は、各事業会社の業務すべてを把握しているわけではないので、全体感が見えていなくてフワフワする事があります。

  • Mさん

    全てを理解した上で考えるのは楽しいですが、遂行するのは大変だなと感じます。

みなさんの今後の目標について教えてください。

  • Nさん

    ユーザー様の業務を理解して、こちらからもっといい提案が出来るようになりたいです。

  • Bさん

    ファシリテーターをする機会が多くあるのですが、人の意見を聞きながらそれをまとめたり、質問を考えたりするのが難しいなと感じています。
    もっとうまく司会進行できるようになるのが直近の目標です。

  • Mさん

    ビジネスを大きく変えるようなことはまだやった事がないので、若手も含めてみんなで能動的に進めることが出来たらいいなって思います。